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ライフ&メディカルイノベーションプロジェクト シンポジウム

「医工連携の推進による高機能福祉および先端医療機器(用具・材料)の開発」
  • 無料イベント
  • 講演会
  • シンポジウム
 大阪産業技術研究所では、平成28年度から、医療・福祉・工業技術の連携による先端医療および高機能福祉機器(用具・材料)の開発・評価を目的に、ライフ&メディカルイノベーションプロジェクトを実施しています。本シンポジウムでは、プロジェクトの成果として、持続可能な社会および安全・安心で質の高い健康生活を実現するために必要なソリューション・新製品開発・新評価技術について報告します。
 大阪産業技術研究所は、地域のオープンプラットフォームとして大阪商工会議所とともに、ライフ&メディカルイノベーションに不可欠なものづくりをサポートいたします。皆様のご参加をお待ちしております。

開催日時

2018年3月23日(金)

開催時間 等

13:00~17:00

場所

(地独)大阪産業技術研究所 森之宮センター 大講堂(大阪市城東区森之宮1-6-50)
 ※JR大阪環状線または⼤阪市営地下鉄中央線・長堀鶴見緑地線森ノ宮駅より徒歩約10分
x 地図情報はこちら

対象

全対象向け

主催

大阪商工会議所、(地独)大阪産業技術研究所

参加費

無料

プログラム(予定)

13:10~14:10 短寿命活性種を用いた殺菌技術の開発
 大阪産業技術研究所 応用材料化学研究部  主任研究員 井川 聡

 大気圧低温プラズマを用いた殺菌技術の研究を大阪大学と共同で行い、殺菌対象物のpHを4.8以下に調整することで殺菌力を飛躍的に向上させる技術の開発に成功しました。さらに、プラズマを照射した水(プラズマ処理水)に短時間だけ殺菌活性が保持されることを発見し、主要な殺菌活性種が過硝酸である事を解明しました。過硝酸は非常に高い殺菌力と安全性を併せ持つ有用な殺菌剤として、医療や食品加工など様々な分野での利用が期待されています。当研究所では過硝酸合成装置およびそれを利用した医療器具の殺菌・洗浄装置の開発を進めています。

14:10~15:00 ノット・プッシャーを用いた結紮プロセスの非臨床実験による検証
 大阪産業技術研究所 高分子機能材料研究部 主任研究員 西村 正樹

 近年、心臓外科において、低侵襲心臓手術や鏡視下手術が普及しつつあリます。それらの手術では、患者体内の深部で縫合糸を結ぶ(結紮)プロセスが必要となるため、ノット・プッシャー(KP)と呼ばれる手術器具が用いられます。ただし、KPを用いた結紮には、臨床経験に基づくテクニック、ノウハウが要求され、さらに、通常は術者と補助者の連携作業を必須とします。そこで、材料試験機上にKPを用いた結紮プロセスを模擬的に再現し、種々の条件で非臨床実験を行うことで、KPを用いた結紮プロセスを検証しました。

15:10~16:10 【特別講演】整形外科医として装具に対して思うこと〜動的体幹装具を中心に           
 社会福祉法人 愛徳福祉会 大阪発達総合療育センター
  南大阪小児リハビリテーション病院 整形外科医長 御勢 真一 氏

 当センターでは、主に脳性麻痺の障がい児・者に対しての治療の一環として装具を作製しています。本人のみならず両親など介護者の意見も取り入れながら、装着しやすく圧迫感の少ない装具を作る工夫を行っています。これまで坐位姿勢改善や生活機能の向上と実現を目指して、脊柱側弯変形に対する医療用体幹矯正具(動的体幹装具)を考案・改良を行ってきました。ここでは、これまでの使用状況や今後の課題について紹介します。

16:10~16:40 ハイドロキシアパタイトを用いた高生体親和性医療用材料の開発            
 株式会社ソフセラ 技術開発センター長 小粥 康充 氏

 医療技術はめざましい進歩を遂げていますが、治療に使用されている医療機器には旧来のものが多くあります。さらに、本来の病気ではなく、医療機器に起因する感染などの問題は無視できないものの有効な対策は未だ定まっていません。そこで、弊社は、医療機器に起因する感染等問題の解決法を模索しており、特にハイドロキシアパタイトを用いた高生体親和性材料の開発を進めています。本発表では、大阪技術研との公募型共同開発事業ならびにプロジェクト研究での取り組みを中心に開発の一部を紹介します。

16:40~16:55 「ライフ&メディカルイノベーションプロジェクト 医工連携参入支援事業」のご紹介
 大阪産業技術研究所 経営企画部 部長補佐 竹田 裕紀

 本参入支援事業は、医療・健康ヘルス分野への参入にチャレンジするものづくり中小企業と共に、同分野への参入障壁(課題)は何かを理解し、自力で解決できる方法を学び、各企業のシーズを活かしたビジネス化を目指します。その中核を成す医療健康機器開発研究会の概要とこれまでの活動実績を報告します。

定員

100名(先着順。定員に達し次第、受け付けを終了します。)

お申込み方法

下記、web申込フォームよりお申込みいただくか、申込書をダウンロードの上、必要事項を記入し、FAX(06-6944-6249)にてお申込みください。
※web申込フォームからお申込頂いた方は、弊所からの自動返信メールが「参加証」になりますので、印刷の上、当日ご持参ください。FAXからお申込頂いた方は、後日追って「参加証」をお送りいたしますので、そちらを当日ご持参ください。
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個人情報の取り扱い

ご記入頂いた情報は、主催団体間(大阪商工会議所、大阪産業技術研究所)で共有し、各主催団体からの各種連絡・情報提供のために利用するのをはじめ、講師には参加者名簿として配布いたします。また、大商が産学官技術相談窓口で連携する大学や公設試験研究機関、行政機関の各種情報(大商後援事業含む)について、大商からのご案内(Eメールによる事業案内を含む)をする場合にも利用させていただきます。
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お問い合わせ先

úお問い合わせフォームへ
(講演内容・会場関連)大阪産業技術研究所 経営企画部 TEL:0725-51-2525
(お申込み関連)大阪商工会議所 経済産業部 TEL:06-6944-6300 / FAX:06-6944-6249